2009年11月27日金曜日

バンクーバー:世界一薄いビルと中華門

バンクーバーの中華街は、平日だからか人もあまりおらず、
曇った天気のせいか、殺伐としているように見えました。

中華門を入って1ブロック先、右手にある、
ギネスブック公認の「世界一薄いビル」。

★Sam Kee Building
写真、右側の、色が濃い部分だけです。
奥行きは178cmとのこと。

<「ロンリー・プラネット バンクーバー版」より>

ある実業家が市当局を見返してやろうとした結果、
こんなやせ細ったビルが誕生したのだという。


サム・キー商会のオーナーであるチャン・トイ氏は1906年、
この場所に土地を買ったが、1926年のペンダー通り拡張工事に伴い、
彼の地所は幅1.8mの帯のような区画を残して残らず接収されてしまった。
市の役人への当てつけに、トイ氏は建設を敢行し、
かくて一風変わった住居が建ったのだという。


正面から見るとこんな感じ↓



奥の壁が鏡貼りになっていて、
狭く見えないような工夫もされていました。
隣のビルが接触しているので、探して歩かないと、
それと気づかないようなさりげなさです。

私たち以外にも、交差点の向かい側から写真を撮る観光客もいて、
下手な施設より、集客力があります。


中華門。
ちなみに、中華門は英語でMillenium Gate。

中華街の見所としては、
他に孫文記念庭園という中国風の庭園があるのですが、
入場料が大人ひとり$10。
「庭園入るのに$10も払いたくない」と言われ、、、

結局中華街のなかには足を踏み入れずに、
そのままギャスタウン(バンクーバー発祥の地)へ歩くことにしました。

($10なら、そんなに高くないと思うんだけどなあ…)

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